こんにちは、リフォーム工事課の辻です。
今回は壁と天井の吹付断熱工事を紹介をさせていただきます。ご紹介する断熱材は吹付けるタイプのの水性発泡ウレタンです。まずは工事の様子をご覧ください。
初めに断熱材が周りに飛び散って汚さないように養生をします。

養生が終わりいよいよ吹き付け作業、

ホースの先についたノズルから勢いよく噴射すると屋根裏までなんなく到達しました。この作業を屋根裏全面と3面の壁に行い作業終了。

壁を3面にしたのは、この建築工事が増築工事で外に面する壁が3面だったからです。断熱工事の基本は外部に面する壁と屋根裏、一階の床です。床については他の断熱材を採用したので今回は省略させていただきます。
話を工事の様子に戻しますが、工事終了後に隙間が無いか、断熱材の厚さが７５ｍｍ確保できているかをチェックします。写真④をご覧ください。

写真中央部に青い小さな丸いものがありますね。これは施工後に厚さをチェックするための７５ｍｍの画鋲のような測定ピンです。全個所のチェックを行い問題が無ければ工事完了です。
今回採用した断熱材は吹き付けた後に膨らんで柱とも密着するため気密性に優れています。
これは熱の損失（温度の変化）に対して効果を発揮するので、冷暖房の効率を良くしてくれます。電気代も節約できる優れものです。
壁をはがす必要があるリフォーム工事をお考えの時は時は吹付断熱を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょう。